立命館大学映画部 ブログ版

立命館大学映画部のブログです。 基本的に更新、交流などはこっちで行う予定です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

映画への情熱は"燃えているか"  日曜第12回

はい、ジョーでございます。
わたくしテストは21日ですべて終わった身なので、あとレポート一つであります。しかしながら、半分ないようなレポートですので2日前からすでに春休みを享受しております。

 一応映画部のHPの管理者ではあるものの、デザインをどうこうする前にHP作成ソフトのホームページビルダーと格闘している今現在です。ですのでHPの変更はもう少し後になります。悪しからず。
 昨日(おそらく)新しい人がブログを書いてくださったので管理者としてありがたい限りです。まだまだブログを書いてくださる人を募集します。あ、そうそう、ミクのマイミクさん火曜でもいつでもいいのでまた書いてくださいネ。

 今日取り上げる映画の前に一つ簡単に書いておきます。
 昨日(23日)にヒッチコックの「サイコ」を初めて観ました。ある授業で(もちろん映像学部の)某K先生が、「犯人は実は×××なんだよ」と映画の確信に触れることを言ってしまっために、「バカヤロー」と思ったことがあります。しかし、犯人が実は×××であるということを知ってしまっていても面白かったのは確かです。テーマ曲も印象的です。


 さて、長くなりましたが今日の本題。
 早いものでもう12回目。ようは3カ月たったわけですね。これからも続けられたらいいです。で、今回第12回目に取り上げる作品はフランス・アメリカ合作、ルネ・クレマン監督の「パリは燃えているか」(66年)であります。
 
 1940年第二次大戦下、フランスの首都・パリは陥落、ドイツ軍に占領されます。そして4年後の1944年、レジスタンスたちの運動と連合軍の攻撃のもと、パリは奪還されます。この作品はその44年のパリ解放を描いています。

 この映画でまず目につくのはスタッフとキャストです。脚本をみるとF・F=コッポラ(他の人との共同脚本)。連合軍にパリ進軍を要請するためにロンドンに行くのはアラン・ドロン。警察庁を抑えに行くのはジャン・ポール=ベルモンド。パットン将軍役にカーク・ダグラス(!)。吹き替えだろうけどフランス語を喋ってます(でもちょっとしか出てこない)。顔をしっかり知らないのでどこに出てるかわかんなかったけど、イブ・モンタンやジョージ・チャキリスなんて人も出演してます。
 
 この作品には本当に多くの人が出てきます。そのため、はっきり言って主要な登場人物がいないといえます。A・ドロンにしてもJ・P=ベルモンドにしても、一人ひとりがそれぞれの任務を遂行する様子が順に描かれているので、一貫して出続けている俳優さんはあまりいません。が、そのぶん一種の緊張感がうまく描かれています。そのため(映画だからもちろん演出はあるけど)当時のレジスタンス活動を忠実に再現していると思います。

 多くの人が出てくる中で、パリを管理するドイツの長官役の人は印象が強いです。
 ヒトラーは部下に死んでもパリから撤退するなと命じ、万一撤退するときはパリを破壊しつくせと命令します。部下が「ルーブルもノートルダムもですか」と聞くと、「全部だ」と答える。(おお、ちなみにヒトラーはちょっとですが顔を見せます。誰が演じているんでしょうネ。)
 パリを破壊するために長官は建物に爆弾を設置していきす。しかし、すでにドイツの負けはみえているのに何百年という歴史のある建造物を爆破することに疑問を持ち続けます。彼は結局最後まで爆破命令を下さなかったんですね。実際もそういう人だったんでしょう。もし文化にこれっぽちも興味のない人だったら今頃パリはどうなっていたでしょう?
 そうそう、書き忘れていましたが、レジスタンスとこのドイツ長官の仲介をスウェーデン領事館がやります。その領事を演じる人、なんか観たことあると思っていたらオーソン・ウェルズ(!)でした。やはり顔が印象的です。

 ハリウッドの戦争映画だと、アメリカ人だろうがドイツ人やフランス人だろうが、みんな英語を喋っているのが多いです。(演じているのがアメリカ人とかですからね)。しかし今回の作品は、フランス人はフランス語を、ドイツ人はドイツ語を喋っています。先のO・ウェルズも(吹き替えではないと思うけど)フランス語とドイツ語を喋っています。観ている限りでは、アメリカ兵もフランス語を喋っていました。(英語ではなかっと思います)
 たかが言語、されど言語。こういった点がまた緊張感をだしていていいです。


 邦題がこれまたいいです。原題「IS PARIS BURNING?」(映画の中では確かにタイトルは英語でした。なぜフランス語じゃないんでしょ?)を直訳したものですがやはりいいです。前も同じようようなこと書いたけど、今だったらそのままカタカナにするだけのタイトルにされてしまうので、「パリは燃えているか」のほうが断然好きです。
 で、なんでこんなタイトルか?
 パリが連合軍に奪還されたとき、ヒトラーが長官への電話で、「パリは燃えているか?」とどなり散らします。これがそのまま映画のタイトルになったそうです。

 最後に、この映画は内容はシリアスなのに音楽がなんとものほほんとしています。映画と同じタイトルのテーマ曲も、多くの人が一度は聞いたことがあるものだと思います。個人的にも好きなモーリス・ジャールの作曲。


 今作は白黒の映画です。1966年で白黒は珍しいと思います。(50年代にはカラーがだいぶ主流になってきているはずなので)。理由の一つは、戦争当時のフィルムを一部そのまま使うためだと思われます。そのフィルム映像も違和感なく使われています。
 本編は白黒なのにエンディングは映画が制作された当時のパリの上空映像がカラーでテーマ曲とともに流れます。ここだけカラーというのが何ともにくいです。


 今回も長くなりました。春休みを満喫しつつもあまりダラダラ過ごさないようにしたいものです。今日はここまで。それではまた来週。ごきげんよう
スポンサーサイト

未分類 | コメント:1 | トラックバック:0 |
<<火曜連載 改め 不定期新連載 | ホーム | まぁまぁ何となくね。>>

コメント

「ヘルシング」の元ネタがこんなところに!
ありがとう、ジョー!今度見てみるよ。
2010-01-27 Wed 21:45 | URL | mamoru [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。