立命館大学映画部 ブログ版

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暗黙の協定 日曜第27回

はい、ジョーです。書くのがまた一日遅くなりましたが、気にせず書いていきます。
が、やはり気になることが一つ。他の人だ~れもブログを書いてくれないじゃないか!ってことです。アハハハ

本題。
今日取り上げる作品は、20世紀フォックスのダリル・F・ザナック製作、エリア・カザン監督、グレゴリー・ぺック主演の「紳士協定」であります。1947年米公開。

映画の話の前に少し。
前にも書きましたダリル・F・ザナックについて簡単に調べてみるとなんとも面白い。製作した映画を並べてみると、「わが谷は緑なりき」、今回取り上げる「紳士協定」、「イブの総て」(3作とも米アカデミー賞作品賞を受賞してる)、「史上最大の作戦」、「トラ・トラ・トラ!」などなどきりがないです。
たま、少し調べると、「20世紀フォックス」の創設者的な人でもあるのでなお興味深い人です。

さて、今回の作品の「紳士協定」のお話。
G・ぺック演じる新聞記者の男が、編集長の娘さんが提案した「ユダヤ人差別について」の連載記事を書くことになる。しかし困ってしまったG・ぺック。今まではどんな記事でも書けていたのに今回は筆が進まない。そうしているうちにある案が浮かぶ。自分はユダヤ人だと名乗り、周りの反応を見ればいいと。はて、結果やいかに。

やはりグレゴリー・ぺックはこういった正義感あふれる役が似合います。「アラバマ物語」という映画でも頼もしい父親と判事を演じていたので、しっかりした感じが印象強い。(まだ見たことないけど「オーメン」のときはどんなかんじだなのだろうか?)

この映画で言わんとしていることは、あからさまな差別の批判です。
それに加え、黙って傍観している人についてもするどく批判を加えています。ここがなかなか面白いです。例えば友人が「ユダヤ人だから」という理由で人を馬鹿にしたとき、自分が「差別はよくない」と思うことはあっても、差別した人をたしなめなかったらそれは一種の差別と同じだということを言ってます。差別に対しては「それは悪いことだ」と思うだけでは足りない、声をあげてゆくべきだと言っている。見終わってなかなか力強い映画だなあと感じました。

タイトルの「紳士協定」ですが、”ユダヤ人は相手にしないこと”を暗黙のうちに了解している、社会の一種の決まりを指してます。社会全体が人種差別を黙認しているということです。題名からしてもなかなか面白い作品です。

どこかで聞いた話ですが、この作品は80年代終わりか、90年代最初まで日本には輸入されなかったそうです。どうやら、冷戦や赤狩りへの配慮らしいです。そういう意味である意味いわくつきの作品といえるかもしれないです。
(うろ覚えなので、違ってるかもしれないです・・)

繰り返しになりますが、1947年という時期にはっきりと人種差別を取り上げたという点ではなかなか興味深い作品です。製作者のザナック、監督のE・カザン(はっきりいってこの人がもっともいわく付きなんですけどね・・)のなせた業だと思います。

今日はここまで。
ほな、さいなら~。
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